事例
自宅に「分電盤の点検に行きます」と業者から電話が掛かってきたので了承した。業者が来訪し、点検開始早々「分電盤が古いので漏電しそうになっている。危険なので交換した方が良い。」と言われた。今まで何十年も交換していなかったため、交換工事の契約を結び、代金として約15万円支払った。後日、息子にこの話をしたところ「代金が高い。電話で点検を持ちかけてすぐに分電盤の交換を迫るのはおかしい。」と言われた。解約できないか。
解説
事例は最近急増している分電盤の点検商法です。「分電盤を交換しないと漏電し、火事になる」などと言い、契約者の不安をあおって契約させます。
消費者へのアドバイス
① 安易に点検させない。
② 契約は十分に比較・検討する。
③ 訪問販売で契約した場合はクーリング・オフできる。
④ 劣化が心配な時は電力会社に相談する。
問い合わせ先
消費生活センター(くらしの安全課内)
TEL:0550-83-1629