2050年の脱炭素社会に向けて
市では、昨年度に見直し策定した「御殿場市環境基本計画」の内容や国が掲げる2050年の脱炭素社会の実現に向けた内容を盛り込んだ、御殿場市版脱炭素ロードマップ(=御殿場市地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編))を令和5年1月に策定しました。
御殿場市ゼロカーボンシティに向けたロードマップ【2.18MB】
※環境基本計画と一体策定された地球温暖化対策地方公共団体実行計画(区域施策編)はこちらからご覧いただけます。
この計画では、市の地域特性や将来人口推計などをもとに、2030年・2050年の市内での温室効果ガス排出量を算定し、2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするための手法や目標を検討しました。
具体的には、
- 省エネルギーによる温室効果ガス排出量の削減
- 再生可能エネルギーの導入
- 森林吸収等による温室効果ガス排出量の削減
を主な手法として、2050年までに脱炭素社会を実現するためにどのような取り組みが必要かを検討しました。
そのなかでも再生可能エネルギーの導入に関しては、御殿場市の高原特有な気象条件や地理的な特徴(演習場や富士山を代表とする国立公園があることなど)を客観的に評価した資料や住民・事業者アンケートの結果をもとに、既存建物・新築建物に対する屋根置き太陽光発電設備を主力として検討しました。
計画の位置づけ
この計画は、昨年度見直し策定した第二次御殿場市環境基本計画(中間見直し)と関連が強いため、第二次御殿場市環境基本計画(中間見直し)の第5章として位置づけます。
計画の期間
国の計画を参考に基準年度を2013(平成25)年度、中期目標を2030(令和12)年度、長期目標を2050(令和32)年度とします。計画は環境基本計画と合わせて2025(令和7)年度に見直しを行う予定です。
計画の主体
この計画は、市・市民・事業者・滞在者がお互いに協力して推進していくものとします。
計画策定の経緯
この計画の策定にあたり、御殿場市環境審議会や庁内検討委員会などの各種会議を開催するとともに、パブリックコメントを行い計画案に意見の反映を行いました。
問い合わせ
環境課 TEL:0550-83-1603