令和6年4月から帯状疱疹ワクチン接種費用の一部を助成します。
帯状疱疹とは
帯状疱疹は、多くの人が子どものときに感染する水ぼうそうのウイルスが原因で起こります。
治った後もこのウイルスは神経節に潜んでいるため、ストレスや過労、病気、加齢など免疫力が低下した際に、再び活性化して帯状疱疹を発症します。発症すると、体の片側の一部にピリピリとした痛みがあらわれ、その部分に赤い発疹が出てきます。日本では、80歳までに約3人に1人が発症するといわれており、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に帯状疱疹後神経痛と呼ばれる長い痛みが続くことがあります。
対象者
住民登録のある満50歳以上の御殿場市民
助成額
生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス) | |
助成額 | 4,000円 | 10,000円×2回分 |
申請受付
令和6年4月1日(月)午前9時から
申請方法
助成はどちらか一種類、助成券発行は、おひとり一回限りです。
(不活化ワクチンの場合は、1回の申請で2回分の助成券が出ます。)
- 電子申請の場合(令和6年4月1日(月)午前9時~)
電子申請受付フォームはこちら
※申請受付後、10日程度を目安に住民票住所へ助成券を送ります。 - 電話で申請の場合(令和6年4月1日(月)午前9時~)
【専用ダイヤル】080-6653-7859(平日8:30~17:15) - 郵送で申請の場合(令和6年4月1日(月)午前9時~)
御殿場市帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用助成券交付申請書【PDF:77KB】
【郵送先】
〒412-0027 静岡県御殿場市西田中237-7
御殿場市健康推進課 宛
予防接種申請書在中 ※封筒に目立つようにご記入ください。
※ご本人様確認のため、申請者・接種者となる方の身分証明書(運転免許証・保険証等)の写しを添付してください。
※書類到着後、10日程度を目安に住民票住所へ助成券を送ります。 - 窓口で申請の場合(令和6年4月1日(月)午前9時~)
健康推進課(保健センター)までお越しください。申請受付後、10日程度を目安に住民票住所へ助成券を送ります。
※来所の際、ご本人様確認をさせていただきますので、申請者・接種者となる方の身分証明書(運転免許証・保険証等)の持参をお願いいたします。(写しでも可)
※下記申請書を事前にご記入いただき持参していただけるとスムーズに受付できます。窓口で記載していただくことも可能です。
御殿場市帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用助成券交付申請書【PDF:77KB】
申請から接種まで
- 助成券の発行を申請する(申請前にワクチンの種類を決めておく)
- 市が発行した助成券を受け取る
- 協力医療機関へ予約する
- 助成券を持参し、予防接種を受け、自己負担金を支払う
※予診票は接種を受ける医療機関で受け取り、その場で記入してください
※協力医療機関以外で接種を受ける場合、後日、償還払いの手続きが必要となります
(ただし、事前に助成券発行申請が必要です)
助成券使用方法
- 協力医療機関で接種を受ける場合
市から送付された助成券を医療機関に提出して接種を受け、任意予防接種費用から助成金の額を差し引いた額を医療機関に支払います。
医療機関によって任意予防接種費用が異なります。 - 協力医療機関以外で接種を受ける場合
接種を受けた医療機関に一度立て替え払いをしていただき、後日御殿場市へ請求をする償還払いとなります(助成額は、生ワクチンは4,000円、不活化ワクチンは1回10,000円となります。申請の際は助成券を持参してください)。
※協力医療機関以外で接種を受ける場合も、市の助成を受ける場合には必ず事前に助成券の申請が必要となります。
(窓口または電話0550-82-1111までお問い合わせください。)
<協力医療機関>
御殿場市帯状疱疹ワクチン任意予防接種費用助成事業協力医療機関一覧【PDF:379KB】
ワクチンの種類
帯状疱疹ワクチンは2種類あり、接種方法や回数等に違いがあります。
助成はどちらか一種類、助成券発行は、一人一回限りです。
(不活化ワクチンの場合は、1回の申請で2回分の助成券が出ます。)
※以下の人は、生ワクチンの接種はできません。ご注意ください。
- 免疫不全状態の人、他の病気などにより免疫抑制状態にある人、副腎皮質ステロイド剤(プレドニゾロン等)や免疫抑制剤、その他免疫抑制作用のある薬剤(抗リウマチ剤、抗悪性腫瘍剤等)による治療を受けている人
- 妊娠している人
- 他の生ワクチンを接種して27日以内の人
生ワクチン(ビケン) | 不活化ワクチン(シングリックス) | |
接種回数 | 1回 | 2回(2回目は1回目の接種から2か月後、遅くとも6か月後までに接種する) |
接種方法 | 皮下注射 | 筋肉内注射 |
予防効果 |
・発症予防効果は、50~59歳で69.8%、60歳以上で51.3% |
・発症予防効果は、50歳以上で97.2%、70歳以上で89.8% |
副反応 |
<頻度10%以上の副反応> |
<頻度10%以上の副反応> ・疼痛(79.1%) ・発赤(37.4%) ・腫脹(24.2%) ・筋肉痛(36.9%) ・疲労(34.6%) ・頭痛(28.3%) ・悪寒(21.4%) ・発熱(16.7%) ・胃腸症状(12.0%) <重要な副反応(いずれも頻度不明)> ・ショック ・アナフィラキシー |
(引用文献)
・生ワクチン(乾燥弱毒生水痘ワクチン)、不活化ワクチン(乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)取扱説明書
・厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会資料
・予防接種法に基づかない任意の予防接種となりますので、かかりつけ医師等にご相談のうえ、予防接種による効果や副反応等十分にご理解いただいたうえで、接種の判断をしてください。
・万が一、健康被害が生じた時は(独)医薬品医療機器総合機構(PMDA)救済制度の対象となる場合があります。
(参考)
・厚生労働省ホームページ(第21回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会資料)
・市チラシ【PDF:729KB】
問い合わせ
健康推進課(保健センター)
TEL:0550-82-1111