近年、いわゆる東海地震※を含む南海トラフ地震、相模トラフ地震、また富士山噴火への備えについて、関心が高まっています。
地震や噴火はいつ発生するか分かりません。市民一人ひとりが「自らの命は自らで守る、自らの地域は皆で守る」を合い言葉に、日ごろから地震や噴火に対する心得を頭に入れておきましょう。
地震についてですが、御殿場市は、南海トラフ地震、相模トラフ地震が発生した場合に大きな被害を受けることが想定されています。自分(家族)の命を守るために、日頃からの備えが大切です。
(※東海地震は、南海トラフ沿いで想定されている大規模地震(以下、「南海トラフ地震」という)のひとつで、駿河湾から静岡県の内陸部を想定震源域とするマグニチュード8クラスの地震です。この地域では、1854年の安政東海地震の発生から現在まで160年以上にわたり大規模地震が発生しておらず、さらに、駿河湾地域では御前崎の沈降や湾をはさんだ距離の縮みなど地殻のひずみの蓄積が認められていることから、「東海地震はいつ発生してもおかしくない」と考えられてきました。
なお、南海トラフ地震は、概ね100~150年間隔で繰り返し発生しており、前回の南海トラフ地震(昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年))の発生から70年以上が経過した現在では、東海地震に限らず、南海トラフ全域で大規模地震発生の切迫性が高まっています。「引用:気象庁ホームページ」 気象庁|南海トラフ地震について | 東海地震とは (jma.go.jp))
- 東海地震が発生する仕組み(PDFファイル:1.2MB)
- 気象庁が発表する東海地震に関する情報(PDFファイル:120KB)
- 日頃からの備え(PDFファイル:1.6MB)
- 自主防災とは(PDFファイル:1.5MB)
- 御殿場市避難所運営マニュアル(PDFファイル:2MB)
- 御殿場市避難所運営マニュアル【様式集】(PDFファイル:4MB)
- 御殿場市避難所運営マニュアル【資料集】(PDFファイル:6MB)
日ごろの対策
- 家屋の耐震診断をしておく。
- 家具の転倒・落下防止をしておく。
- 出火防止の対策をしておく。
- 食料・飲料水の備蓄をしておく。
- 非常持ち出し品の準備をしておく。
- ブロック塀などの点検をし、改善しておく。
- 避難場所、避難経路を確認しておく。
- 家族の役割分担を決めておく。
地震対策事業及び助成制度
御殿場市においては予想される南海トラフ地震、相模トラフ地震からひとりでも多くの生命を救うため、地震対策事業及び助成制度を推進しています。
家庭内家具等転倒防止推進事業について
地震が起きたとき、部屋の中の家具が倒れたりしてケガをすることがあります。市では市内に住民登録のある世帯を対象に家庭内の家具等を固定する費用の補助を行っています。申請は、市役所東館2階危機管理課または市役所各支所・駅前サービスセンターにある申請書に必要事項を記入し提出してください。
自助・共助・防災資機材等のチェックリスト
家庭内対策、自主防災活動、防災資機材/防災用品の保管について、どの程度の対策が出来ているか、下記のチェックリストを活用し確認してみましょう。
災害時要配慮者避難支援計画と様式
全体計画
個別避難計画
地震などが起きたときの心得
- まず、我が身の安全を。
- 素早く火の始末。
- 火が出たら、すぐ消火。
- あわてて外に飛び出さない。
- 狭い路地、塀際には近付かない。
- 山崩れ、がけ崩れに注意。
- 避難は徒歩で、持ち物は少なく。
- 協力し合って応急救護。
- 正しい情報をつかむ。
- 秩序を守り、衛生に注意
静岡県第4次地震被害想定
静岡県第4次被害想定とは、駿河トラフ・南海トラフ沿いと相模トラフ沿いで発生するレベル1とレベル2の地震・津波による震度分布や津波高、浸水域等の自然現象の想定結果と、その地震・津波による人的被害、物理的被害の想定結果及びライフラインや交通施設等の被害、経済被害等を取りまとめるとともに、災害対策を行ううえで重要な視点、タイミングを明らかにした被害・対応シナリオのことです。
プロジェクトTOUKAI(倒壊)-ゼロ
静岡県では、地震発生時の人的被害を最小限に抑えるため、家庭内の安全対策に重点とした地震対策を行っています。
御殿場市の防災対策
御殿場市でのおもな防災対策事業は、
- 避難地、救護所の整備
- 100tタンクによる飲料水の確保
- 非常食・防災資機材の備蓄
- 自主防災組織の育成
- 防災訓練
の実施等をおこなっています。
家族を守る防災のポイント(令和2年度市民協働型まちづくり事業)
御殿場ママ活情報局と連携し、家族を守る防災のポイント(保存版チラシ)を作成しました。ぜひご覧ください。
家族を守る防災のポイント(令和3・4年度市民協働型まちづくり事業)
家庭で必要な防災知識を分かりやすくまとめた冊子を作成しました。
・家族を守るママ防災冊子(English,Easy Japanese,Tiếng Việt)外国語ver.他 掲載ページ
過去の訓練資料(令和4年度地域防災訓練モデル区訓練・高根)
問い合わせ
危機管理課
TEL:0550-82-4370