御殿場市の水道事業
御殿場市は静岡県の北東部に位置し、富士山と箱根の裾合いに開けた高原都市です。市域の東は箱根外輪山の頂、西は富士山頂に達し、南は裾野市、北は小山町に接しています。古くは、都と相模国以東の諸国を結び、さらに甲斐国にも通じる分岐点として重要視されてきました。昭和30年、町村合併により御殿場市が誕生。昭和44年には、東名高速道路の全線開通と御殿場インターチェンジの完成に伴い、首都圏から1時間という立地条件に恵まれて、さまざまな企業が進出してきました。
現在、当市では第四次総合計画の前期基本計画を推進する中で、将来都市像を「緑きらきら、人いきいき、交流都市 御殿場」と定め、施設の整備等を図っています。
水道事業としては、戦後の人口増加による衛生思想の普及や生活水準の向上に伴い、昭和30年市制施行に合わせて上水道を創設しました。その後、幾度かの事業拡張を進め、簡易水道や組合水道を統合し、水道事業の一元化を図るとともに安定給水に努めてまいりました。
また、工業用水は、地下水の適正揚水と保全を図り、当市の産業振興や地域経済の活性化を推進するため、駒門工業団地造成を契機に、昭和60年4月御殿場市工業用水道事業を興し、昭和61年3月1日から給水を開始しています。
下記の令和元年度水道事業年報PDFをご覧下さい。