水道管路の耐震化
地震は、水道、電気、ガスなどのライフラインに大きな被害を引き起こします。東日本大震災(2011年)や能登半島地震(2024年)では、飲料水の確保が大きな問題となりました。近年では、熊本地震(2026年)においても同様の問題が生じたとされており、地震による水道管の被害への対応が課題となっています。
このため被害を最小限に留めるため、配水管や配水池の整備など水道施設の補強を進めるほか、給水拠点の整備、応急給水に必要な簡易貯水槽(給水タンク)など資機材の備蓄を行っています。
御殿場市では、総延長約514kmの導・送・配水管が埋設されております。現在、老朽化した導・送・配水管の取替工事を順次実施しており、布設する導・送・配水管には耐震機能を有する水道管(耐震管)を採用し、耐震性の向上を図っております。
また、「上下水道耐震化計画」を策定し、災害に強く持続可能な上下水道システムの構築に向け、対策が必要な急所施設や、避難所等の重要施設に接続する上下水道管路等について、計画的に耐震化を進めています。
工事期間中はご不便をおかけしますが、ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。

※耐震管・・・管と管を繋ぐ継手部分に伸縮性や離脱防止する機能を有しており、地震や地盤沈下などによる地盤変動に対処できる耐震性が非常に高い構造の水道管。
基幹管路(令和8年3月末現在)
- 基幹管路延長 21.7km
- 耐震適合延長 6.4km
- 耐震適合率 31.5%
配管(令和8年3月末現在)
- 配管延長 約514.3km
- 耐震適合延長 約215.5km
- 耐震適合率 41.9%
※基幹管路・・・水道事業にとって重要な導水管、送水管及び配水管(御殿場市では口径250mm以上)
配水池の耐震化
水道水は一旦配水池に貯め、配水池から自然流下による配水を基本としております。また、配水池は災害時等における水道水の一時貯水の役割があり、非常に重要な施設です。
全配水池の耐震化は完了しております。今後も定期的な点検を実施し、長寿命化に努めていきます。
- 配水池全容量 31,610立方メートル
- 耐震化容量 31,610立方メートル
- 耐震化率 100%
(令和5年3月末現在)
