市議会は、市民のうちから選挙された議員により、市民を代表して市全域の問題について議論し、予算を決めたり、条例の制定や改廃などの審議をしたりします。

市民の立場で市の政策を決定する場所であり、市民の福祉の向上と市の発展に貢献することを目的としています。

(1)議員の定数と任期

議員は、4年ごとに行われる選挙により選ばれます。議員の定数は、市の条例で定めることとされており、御殿場市では21人としています。

現在の議員の任期は、令和2年2月11日から令和6年2月10日までです。

(2)報酬、費用弁償

議員は、本会議や委員会に出席するだけでなく、市民の相談に応じたり、各種の調査・研究を行うなど、いろいろな活動をしています。このため、議員には、市の非常勤の特別職として、条例で決められた額の報酬や手当などが支払われています。

ア.報酬・期末手当

いわゆる、給料(報酬)とボーナス(期末手当)にあたります。

報酬等 令和5年12月1日現在

役職	月額	期末手当
議長	450,000円	6月 報酬月額×1.2×1.75 12月 報酬月額×1.2×1.75
副議長	410,000円
委員長(広報委員会を除く)	385,000円
議員	383,000円

イ.費用弁償

交通費…鉄道賃、急行・特急料金
出張旅費(日当)… 一律 2,000円※地域により2分の1となる場合あり。
宿泊料…11,000円(金額指定の場合は、その額)

(3)市議会の会議

市議会本会議は、市長が招集します。

本会議には、年4回(3月、6月、9月、12月)の定例会と、必要に応じて随時開かれる臨時会があります。

そのほかに、全員協議会(月1回程度)と、より細かく専門的な審査をする常任委員会、特別委員会などがあります。

(4)議会事務局

市議会運営上の事務処理を行うために置かれています。本会議、委員会の運営を補助したり、議会活動に必要な調査などを行っています。

議会事務局長(1名)- 議事課長(1名)- 議事・調査スタッフ(4名)

本会議(定例会・臨時会)および全員協議会は、秘密会となった場合のほかは一般に公開され、どなたでも傍聴することができます。

傍聴を希望される方は、会議の当日、市役所東館3階の議会事務局にて受付簿に住所、氏名を記入し、傍聴章を受けてから4階の傍聴席に入ることとなります。

定員は一般席43人:報道席7人です。(先着順)

「会期日程」はこちら

「議会の資料」はこちら

「発言通告書」はこちら

「議場の席表」(PDF:182KB)

傍聴席に入ることができない場合や、傍聴者の守るべき事項などが規則により定められています。

御殿場市議会傍聴規則(PDF:125KB)

令和元年6月定例会から、議会傍聴託児サービスを開始しています。

市政の問題について意見や要望がある場合、市議会へ請願や陳情をすることができます。ただし、匿名は受付できません。

請願(陳情)の手続きは、請願(陳情)の趣旨、理由、提出年月日、請願(陳情)者の住所、氏名を記載した請願(陳情)書に押印し、市議会議長宛に提出します。

請願の場合は、請願書の表紙に、その請願を紹介する1名以上の議員の記名押印が必要です。

陳情については、紹介議員は必要ありません。

公職選挙法では、お金のかからないきれいな選挙を実現するため、政治家や候補者が選挙区内の人に、お金や物を贈ることを、罰則をもって禁止しています。

選挙に関係あるなしにかかわらず、次のことは違反になります。

• お祭りへの寄附や差し入れ
• 地域の行事やスポーツ大会への飲食物の差し入れ
• 町内会の集会や旅行などの催し物への寸志や飲食物の差し入れ
• お中元、お歳暮やお年賀
• 入学祝、卒業祝
• 病気見舞い
• 秘書などが代理で出席する場合の結婚祝や葬式の香典
• 葬式の花輪、供花
• 落成式や開店祝の花輪

なお、有権者が議員などに対して、このような寄付をするように勧誘したり、要求することも違反になります。

議員の家族などの名前で寄付をすることも、実際の金銭や物品の出どころが議員である場合は、禁止されています。

総務省ホームページ「寄附の禁止」(外部リンク)

公益財団法人 明るい選挙推進協会ホームページ「三ない運動」(外部リンク)