北久原の湯立神楽 Posted on 2022年4月12日 市内北久原に伝わる明治20(1887)年に東山から御奉書(ごほうしょ)が伝授された神楽である。7月23日に夏祈祷(なつぎとう)(湯立神楽式)が行われる。御奉書には幕の舞も記述されているが現在は剣の舞を行って湯立式に入る。その後、7月最終土日に各戸を廻り、村境での辻切神楽を行う。 北久原の特徴はその年の陰陽によって湯をかき回す方向が変わることである。 近年、「大正五年拾壱月拾五日神楽新びょし」という新史料が発見され、社会教育課が協力して翻刻(ほんこく)(解読)を行った。