御殿場市議会では、若年層に対し、議会や行政に関心を持ってもらうため、『若者プロジェクト』を実施しています。
その一環として、選挙権のある市民に対し、議会や行政に関心を持ってもらい、議員のなり手不足の解消に向けた短期的な事業として実施しました。
実施日時
令和4年1月14日(金)午後6時30分~午後8時30分
実施場所
御殿場市役所東館 議場・第1委員会室・第2委員会室・301~306会議室
参加者
市民11名(応募者は12名、当日1名欠席)
市議会議員 19名
実施内容
(1)議会の役割【10分】 定例議会・臨時議会・委員会・会派等の概要
(2)議員の役割【10分】 議員報酬や政務活動費等の説明・議員倫理条例に沿った活動について
(3)市議会議員選挙【20分】選挙管理委員会による選挙の説明
(4)議場等見学【5分】(議場、議長室、応接室、会議室、委員会室、議員控え室、傍聴席)
(5)ディスカッション【45分】
グループディスカッションでの質問・意見・感想(一部抜粋)
(質問・回答) ※同様の質問は、複数の議員の回答をまとめています。
Q.議員の支援者も高齢化を感じる。若い世代がもっと選挙に参加するにはどうすればよいと思うか。
A.若い世代に議会や政治に関心を持ってもらうため、議会としても、若者向けの支援等の政策など積極的な情報発信が必要と感じており、今回の事業も若者の政治関心を高める目的である。
Q.選挙に出る適齢期は何歳くらいか?
A.選挙に出るための下準備や知識は事前に備える必要はあると思うが、若いうちから選挙に出るべき。若年層の行政に対する要望を集め、提言できるチャンスでもある。
Q.議場で市長と議員が対峙している理由は?
A.2元代表制の仕組みについて説明。市長は執行機関側で、議員は執行をチェックする役割のため対峙している。
Q.市議の給与について、報酬だけで生活していける?
A.子育て世代は報酬だけでは大変で、知人の仕事手伝いもしている。社会保険や退職金などの保障がない状況は厳しい状況であると思う。定数を減らし報酬を増やせば良いのではないかという意見が良く聞かれるが、定数が減ると得票数が上がり狭き門となる上、十分な審議ができなくなる恐れもあり、得策ではないと考える。若い世代や女性など広い階層の方が参画しやすい体制づくりは必要。
(意見・感想)
・各市議の思いなども聞けて良かった。
・市議会に色々な世代の方がいると良いと感じた。
・一般質問などを見ているが、そのバックボーンを知れて良かった。
・思いがある人やリーダーシップがある若い人が立候補できない、しない状況ではないかと感じた。
・普段聞くことができない話を聞けた。御殿場市を良くしたい気持ちは一緒である。
・今後もこのような機会があると良いと思う。





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御殿場市議会事務局
TEL:0550-82-4323