古沢神楽回し(古沢の悪魔払い)

土泉河内(どいずみかわち)によって明治元(1868)年に伝えられたとされる神楽である。古沢一幣司神社参道にかつて鳥居の上に掲げられていた額が残っており、ここに土御門家陰陽師(つちみかどけおんみょうじ)・土居河内の名が残されている。この人物は詳細不明であるが、古沢一幣司神社神主高村山城正(天保6(1835)~嘉永4(1851)   当主)と同額に記述されていることから同時期に存在したと考えられる。奥書や伝書といった神楽自体の記録史料は現在確認されていないが、伝承から考えれば陰陽師の土泉家が継承してきた神楽と考えられる。

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