[国史跡]富士山

史跡 富士山(国史跡:平成23年(2011)2月7日指定)

解説

史跡とは、遺跡のうち学術的に価値の高いもののことです。富士山は、文化財の観点から、既に国特別名勝に指定されていましたが、世界文化遺産登録を目指している途上の平成23年に国史跡の指定も受けました。古来より山岳信仰の対象となり、現代に至るまで宗派を超えて信仰されてきた富士山は、内院と呼ばれる山頂火口をはじめ、山頂火口の縁にある神仏にちなんだ名を持つ幾つかのピーク(総称して八葉)があり、さらに山腹山麓には富士山信仰の歴史を今に伝える数多くの遺跡が存在します。

御殿場市域では、山頂信仰遺跡となっている8合目以上の地域、江戸時代以前の須山口登山道の一部を踏襲している2合8勺以上の御殿場口登山道及び須山口下山歩道の須山胎内から幕岩上の区間が史跡富士山に指定されています。

 

御殿場口開鑿記念碑

御殿場口開鑿記念碑

問い合わせ
御殿場市 教育部 社会教育課 
TEL:0550-82-4319
mail:shakyo@city.gotemba.lg.jp
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