[考古遺物]縄文時代

山の神遺跡出土遺物

解説

旧石器時代の遺跡がまだ発見されていない御殿場市内において、山の神遺跡は現在における市内最古の遺跡です。

昭和33年(1958)に箱根外輪山の麓でゴルフ場(富士カントリー倶楽部)を建設する際に発見された縄文時代早期の遺跡であり、地表下3m以上、富士山由来の火山灰が大半を占める17層にも及ぶ地層の下から発見されました。

出土した土器は、関東地方の土器編年に照らし合わせると、縄文時代早期の野島式、鵜ヶ島台式に当たります。

また、黒曜石製の石鏃や磨石が出土しています。

問い合わせ
御殿場市 教育部 社会教育課 
TEL:0550-82-4319
mail:shakyo@city.gotemba.lg.jp
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