水源と配水池

御殿場市の水源

御殿場市の水道は、富士山と箱根山の地下水を水源にしています。
地下水は、古くから生活、飲料に欠かせない大切な地下資源であり、農業・工業といった産業分野にも利用されています。

富士山全体の1日当たりの湧水量は、生活用水を1人1日400リットル使用するとして、静岡県民全体のおよそ4日分に当たると推定され、巨大な自然のダムといえます。
しかし、地下水は限りある資源のため、周辺地域に井戸枯れや水位低下を発生させないように、常に気をつけています。

簡易水道

印野簡易水道(印野地区と板妻、保土沢の一部)の令和4年度末の給水人口は1,942人、1日平均の配水量は951m³です。(簡易水道とは給水人口5,000人以下の水道事業)

工業用水道

工業用水道は、地下水の適正揚水と保全を図り、本市の産業振興や地域経済の活性化を推進するため、駒門工業団地造成を契機に昭和60年4月御殿場市工業用水道事業を起こし、昭和61年3月1日から給水を開始しています。令和4年度末現在の給水事業所数は12事業所、1日当たり契約水量は4,667m³です。

水源と配水池および給水地区概図

水源…地下水を汲み上げる井戸で、深さは浅いもので50m、深いものは300mあります。
配水池…水源で汲み上げた水を消毒・貯蔵し、各家庭に配水する施設です。
工業用水道配水池…駒門工業団地内の企業へ工業用水を配水する施設です。

市内の主な配水池です。見かけたことはありませんか?

配水池のしくみ

  • 配水池タンク:震度7の地震にも耐えられる設計になっています。
  • 着水槽:水源から汲み上げられた水は一旦着水槽に送られます。(着水槽が無い所では、直接配水池へと送られます。)
  • 発電機:停電時の緊急電源です。
  • 緊急遮断弁:震度5以上の地震が発生すると作動し、配水池タンクの飲料水を確保します。
  • 加圧ポンプ:水道は、配水池の場所を考え、自然流下で配水されています。しかし、どうしても自然の圧力では流れない場所へは、加圧ポンプを使い配水しています。

水道のしくみ

配水池マップ

御殿場市の「水源と配水池マップ」です。

御殿場市の「水源と配水池マップ」

 


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