新橋の稚児舞

稚児舞(ちごまい)あるいは神楽舞(かぐらまい)とも呼ばれ、元旦、3月末の日曜日の子安神社(こやすじんじゃ)例祭、7月1日の富士山開山祭、10月第2日曜日の浅間神社例大祭の前日に行われる宵宮に小学校1年生から6年生までの少女によって奉納される。少女が舞うため稚児舞と称しているが、本来は太々神楽(だいだいかぐら)の中の巫女舞(みこまい)で四方舞と鏡の舞の2種類がある。
明治29(1896)年に山梨県明見村(あすみむら)浅間神社(現在の富士吉田市小明見(こあすみ)富士浅間神社)から新橋に伝えられたことが分かる資料が存在している。伝習元であった小明見の富士浅間神社太々神楽の日月の舞と五人囃子(ばやし)という少女の巫女舞は中断していたが近年、復活したいという目的で小明見の人が新橋に稚児舞を見学に来たという。

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御殿場市 教育部 社会教育課 
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