御殿場市

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市長の挨拶

御殿場市長 勝又正美

御殿場市長 勝又正美 写真

    このたびの御殿場市長選挙におきまして、市民の皆様からのご賛同や、温かいご支援をいただきました事に深く感謝申し上げます。また、多くの市議会議員の皆様からもご支援をいただきました事を重ねて感謝申し上げます。

    このたび第19代御殿場市長として市政を担わせていただくことになりました勝又正美でございます。

    御殿場市が誕生して66年余、これまで幾多の先人がこの霊峰富士の麓、緑豊かなみくりやの大地を愛し、まちづくりに全身全霊を傾けてきた歴史があります。私はここまで我がまち御殿場市を築き上げてくれた先人の皆様のご活躍とご苦労に最大限の敬意を払うとともに、このたび市民の皆様からいただきました大いなる期待と重大な責任を胸に、「みくりやの風土を愛し、御殿場らしい人づくり、まちづくり」「未来の宝である子ども達がすくすくと育ち、お年寄りと触れ合いながら故郷を想い、誇りに思えるまちづくり」を全力で目指してまいります。

    私は昭和53年に市役所に入庁し、主に企画部や総務部において、健全な財政運営や行政改革などの業務に全力で取り組んでまいりました。また教育部では、御殿場の宝である子ども達を地域全体で育てる仕組みづくりを先頭に立って行い、素直で明るい御殿場の子ども達から、私自身が大きな力をいただきました。平成28年には副市長に就任し、5年半の間、若林前市長とともに、本市の将来都市像である「緑きらきら、人いきいき、交流都市 御殿場」の実現に向けて、「経済の活性化」「地域医療体制及び子育て支援の充実」「危機管理体制の強化」「魅力発信の強化及び移住定住の促進」を重要施策と位置づけ、市政の旗振り役として各種事業を展開してまいりました。

    各種事業を実施するにあたりましては、市議会議員の皆様方や、各種団体・事業所の皆様、そして市内各地区の皆様など本当に多くの皆様のご尽力をいただいております事を改めて深く感謝申し上げます。

    このような中、一昨年から世界に蔓延している新型コロナウイルスの脅威は、皆様の健康や生命を脅かすとともに、経済や社会に甚大な影響を与え、皆様の行動や意識そして価値観にすら波及するなど、これまでの社会常識を一変させてしまいました。ワクチン接種や治療薬の開発により、明るい兆しは見えておりますが、それでも未だ収束の目途が立っているとは言えない状況です。御殿場市においても例外ではなく、本市では市民の皆様の命を守るべく、ワクチン接種の早期完了に向けて、今全庁を挙げて取り組むとともに、市民生活を取り戻すための市独自の経済対策を打ち出すなど、全力で新型コロナウイルス対策に取り組んでいるところではございますが、8月20日から9月30日まで静岡県にも緊急事態宣言が発出され、その中では不要不急の外出の自粛、再三に渡る飲食店の時間制限、各種イベントの中止や延期、公共施設の利用制限など、市民の皆様には大変不自由な生活をお願いしている状況でございました。

    このコロナ禍において、思わぬ突然の市長選挙となりましたが、「新型コロナウイルスの危機や経済危機に市政の空白を作ってはならない」との強い決意と自らの責任のもと、市長選挙に立候補させていただきました。その結果、多くの皆様の負託をいただいたことで、市民の皆様の命と暮らしを守るため、特にコロナ禍で疲弊しきった経済の回復を待ったなしの課題として、私の持てる力を最大限に発揮して「ウィズコロナ」「アフターコロナ」の時代を乗り越えていきたいと改めて固く決心したところでございます。当面は副市長一人体制の状況下ではございますが、私自身が積極的に職員と連携しながら、富尾副市長を筆頭とした職員一同と協力し、御殿場に相応しい新しい施策を打ち出し、市政発展に全力で尽くしてまいります。

   私が市政を担わせていただく4年間の市政の方向性や考え方につきましては、市議会12月定例会の際にお時間を頂戴し、所信表明として発表させていただく予定でございますので、よろしくお願いします。

    家庭・学校・地域・職場にみくりやのさわやかな風が吹けば、きっとそこにはたくさんの笑顔が生まれます。市民の皆様と共に、御殿場らしい人づくりまちづくりを未来展望してまいりますので、市議会の皆様方におかれましては、二元代表制の一翼として、今後益々のご尽力をお願いしますとともに、市民の皆様方におかれましても、市政に対し、なお一層のご理解とご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。