気象庁の予報によると、本年5月から7月にかけての気温は全国的に高いと予想されており、農作物への生育への影響が懸念されています。農業者の皆さんにおかれましては、以下の対策を徹底し、被害の防止と安全確保に努めてください。
全農家共通の対策(作業者の安全と栽培管理)
①栽培管理全般
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生育ステージが早まる可能性があるため、作業計画の適切な見直しや資材の確保を行ってください。
- 病害虫防除所等の情報を確認し、適期防除に努めてください。
②農業用水確保
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農業用水の確保のため、関係機関との調整を図り、計画的な排水が行われるよう措置してください。
③熱中症対策
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高温下での長時間作業を避け、こまめな水分・塩分の補給と休憩を取ってください。
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ファン付き作業服、冷却ベストなどの熱中症対策アイテムを効果的に活用してください。
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特に高齢者は暑さを感じにくい傾向があるため、単独作業を避け、家族や周囲による定期的な巡回を行ってください。
水稲農家の皆さんへ
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生育前半が高温であった場合は、過剰な分げつや籾数の過多を抑えるため、中干しの徹底や適切な施肥管理を行ってください。
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登熟期については、葉色診断に基づき、適期に適量の穂肥を施用してください。また、出穂後の通水管理や、収穫前の早期落水防止など、水管理を徹底してください。
野菜農家の皆さんへ
①かん水・温度管理
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かん水は立地条件や品目、生育状態等を十分考慮し、早朝や夕方に実施してください。
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地温抑制マルチや敷わらを活用し、土壌水分の保持と温度上昇の抑制を図りましょう。
②施設栽培(ハウス)
- 妻面・側面を開放し、遮光資材(ネット等)や循環扇、細霧冷房を併用して施設内の温度上昇を抑えてください。
③栽培管理
- 除草や下葉の除去を行い、風通しを良くすることが重要です。
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果菜類は、着果負担を減らすため、不良果の摘果や若採りを心がけ、樹勢の維持に努めてください。
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葉茎菜類は、乾燥によるチップバーン(葉先枯れ)防止のため、必要に応じてカルシウム剤を散布してください。
参考資料
問い合わせ
農政課
TEL:0550-82-4661
