平成30年9月9日に岐阜県の養豚場で国内では平成4年以来26年ぶりに豚熱(CSF)が発生し、現在、愛知県、長野県、滋賀県、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県、和歌山県、奈良県、栃木県、神奈川県、宮城県及び茨城県で発生が確認されています。
また、野生イノシシのCSF感染についても、34都府県において確認されています。
静岡県においても、令和元年10月に藤枝市で発見された死亡野生イノシシで県内初となる野生イノシシのCSF陽性事例が確認されています。
この度、野生イノシシのCSF遺伝子検査において、御殿場市内で発見された野生イノシシとしては9頭目となる感染(県内491例目)が確認されました。
なお、御殿場市内においてCSFの感染が確認された事例は、令和3年6月18日に印野地先で野生イノシシへの感染が確認されてから、通算で9例目です。
CSFは家畜伝染病予防法により特定家畜伝染病に指定される豚及びイノシシ特有のウイルス性疾病であり、人には感染しません。
また、市場に流通する豚肉は、全て検査に合格したものだけが流通するため、CSFにかかった豚の肉が市場に出回ることはありません。
御殿場市においては、静岡県、市鳥獣被害対策実施隊並びに猟友会、養豚農家等と連携し、野生イノシシの駆除、野外での経口ワクチンの散布をはじめ、飼養豚へのCSF予防注射の実施、養豚農家への消石灰の配布、豚舎周辺へのワイヤーメッシュ(網)の設置による防除など、日ごろから感染防止対策を徹底しています。
今後も引き続き関係各位の協力のもと感染拡大防止に努めます。市民の皆様は、根拠のない噂や情報などにより混乱することがないよう、ご協力をお願いします。
問い合わせ
農政課
TEL:0550-82-4661