位置と規模
東富士演習場略図 東富士演習場は、御殿場市、裾野市、小山町の2市1町に位置し、その面積は、約8,800ヘクタールで、2市1町の区域面積の約2割に及んでいます。
このうち、御殿場市においては、市の区域面積の約3分の1を占めています。また、東富士演習場は、民公有地の割合が多いことが特徴ですが、その割合は、民有地や市町、財産区などの公有地が60.8%、国有地が39.2%となっています。
東富士演習場の面積(令和4年4月1日現在)単位:ha
行政区域 | 行政区域面積 | 東富士演習場面積 | ||
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国有地 | 民公有地 | 計 | ||
御殿場市 | 19,490 | 2,027 | 4,117 | 6,144 |
裾野市 | 13,812 | 934 | 22 | 956 |
小山町 | 13,574 | 487 | 1,216 | 1,703 |
合計 | 46,876 | 3,448 | 5,355 | 8,803 |
管理の形態
管理区分
東富士演習場は、管理形態の性質から演習地区、自衛隊駐屯地区、米軍営舎地区に分かれて管理されています。
演習地区の管理形態
演習地区は、陸上自衛隊東部方面隊第1師団(東京都)の管轄下に置かれ、防衛大臣直属機関である陸上自衛隊富士学校(小山町)が管理しています。
また、演習地区は、陸上自衛隊管理管轄下の演習地ですが、「2-4-b」地区と呼ばれる「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第6条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定」(昭35.6.23)(略称:地位協定)第2条4項(b)の規定に基づき、米軍が必要により、一時使用できる区域となっています。
陸上自衛隊駐屯地区の管理形態
陸上自衛隊駐屯地区は、富士学校〈富士駐屯地〉(小山町)、滝ケ原駐屯地・板妻駐屯地・駒門駐屯地(御殿場市)の4施設で、面積は約170ヘクタール、約6,600人が駐屯し、それぞれ自衛隊によって管理されています。
富士営舎地区の管理形態
通称「キャンプ富士」と呼称される富士営舎地区は、御殿場市中畑の滝ケ原に所在し、面積は約118ヘクタールで、在沖米国海兵隊基地司令部の管轄下に属しています。
この資料は、東富士演習場地域農民再建連盟が、平成6年3月10日発行した『東富士演習場概説』を参考に作成させていただいたものです。
問い合わせ
演習場渉外課
TEL:0550-82-4422