この度、捕獲野生イノシシの豚熱(CSF)遺伝子検査において、御殿場市内で捕獲された野生イノシシとしては2頭目となるCSF感染(県内319例目)が確認されました。
CSFは、平成30年9月9日に岐阜県の養豚場で、国内では平成4年以来26年ぶりに発生し、現在、愛知県、長野県、滋賀県、大阪府、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県、和歌山県、奈良県、栃木県、神奈川県で発生が確認されています。
また、野生イノシシのCSF感染についても、25都府県で確認されています。
県内においても、令和元年10月に藤枝市で発見された死亡野生イノシシが、県内初となる野生イノシシのCSF陽性事例として確認されております。
感染情報
豚熱(CSF)
豚熱(CSF)は家畜伝染病予防法により特定家畜伝染病に指定される豚及びイノシシ特有のウイルス性疾病であり、人には感染しません。
また、市場に流通する豚肉は、全て検査に合格したものだけが流通することになっており、感染豚の豚肉が一般に販売されることはありません。
市内においては、静岡県、市鳥獣被害対策実施隊並びに猟友会、養豚農家等と連携し、野生イノシシの駆除、野生イノシシを対象とした野外での経口ワクチンの散布をはじめ、養豚場での豚熱予防注射の実施、養豚農家への消石灰及び薬剤の配布、豚舎周辺へのワイヤーメッシュ(網)の設置による防除など、日ごろから感染防止対策を徹底しています。
今後も、引き続き関係各位の皆様のご協力のもと感染拡大防止に努めていきますので、根拠のない噂や情報などにより混乱することがないようご協力をお願いします。
問い合わせ
農政課
TEL:0550-82-4661