平成30年9月9日に岐阜県の養豚場で国内では平成4年以来26年ぶりに豚熱(CSF)が発生し、その後、愛知県、長野県、滋賀県、大阪府、三重県、福井県、埼玉県、山梨県、沖縄県、群馬県、山形県、和歌山県、奈良県、栃木県で発生が確認されています。
また、野生イノシシのCSF感染についても、25都府県で確認されています。
県内においても、令和元年10月に藤枝市で発見された死亡野生イノシシで県内初となる野生イノシシのCSF陽性事例が確認されています。
この度、捕獲野生イノシシのCSF遺伝子検査において、市内で捕獲された野生イノシシとしては初めてとなる感染(県内312例目)が確認されました。
感染情報
県内事例 312例目
- 捕獲日/令和3年6月13日(日)
- 個体情報/メス(体長100cm、体重15キロ)
- 野生イノシシの捕獲場所/市内印野
詳しくは県公式ホームページを確認してください。
豚熱(CSF)
豚熱(CSF)は家畜伝染病予防法により特定家畜伝染病に指定される豚及びイノシシ特有のウイルス性疾病であり、人には感染しません。
また、市場に流通する豚肉は、全て検査に合格したものだけが、流通することになっており、感染豚の豚肉が一般に販売されることはありません。
市内においては、静岡県、市鳥獣被害対策実施隊並びに猟友会、養豚農家等と連携し、野生イノシシの駆除、野生イノシシを対象とした野外での経口ワクチンの散布をはじめ、養豚場での豚熱予防注射の実施、養豚農家への消石灰及び薬剤の配布、豚舎周辺へのワイヤーメッシュ(網)の設置による防除など、日ごろから感染防止対策を徹底しています。
今後も、引き続き関係各位の皆さんの協力により感染拡大防止に努めていきます。
根拠のない噂や情報などにより混乱することがないよう協力をお願いします。
問い合わせ
農政課
TEL:0550-82-4661