行政情報

チェンバーズバーグ市姉妹都市提携65周年記念!御殿場市訪問

令和7年10月26日(日)から10月30日(木)にかけて、姉妹都市提携65周年記念事業として、アメリカ・ペンシルベニア州チェンバーズバーグ市の訪問団21名を御殿場市にお迎えしました。

御殿場市とチェンバーズバーグ市は、昭和35年(1960年)8月22日に姉妹都市提携を結び、65年という長い歴史を持つ友情で結ばれています。提携のきっかけは、1920年代にチェンバーズバーグ市へ留学した根上津奈子さん(同市名誉市民)が、世界平和を願い提携を提案したことから始まりました。彼女の想いは、当時米軍の駐留軍顧問団長ミフリン大佐の支援と、初代御殿場市長・勝又春一氏の決断によって実現しました。

根上さんが学んだウイルソン大学のあるチェンバーズバーグ市は、温かい人々が暮らし、御殿場市に似た雰囲気を持つまちでした。根上さんは、「真のアメリカらしさは大都市ではなく中小都市にある」と考え、この提携は、互いの友情を深める交流の始まりとなりました。

今回の訪問では、訪問団の皆様が、国立中央青少年交流の家での市民交流会に参加したり、着付けや茶道などの日本文化を体験したりと、市民との交流を深めました。また、西中学校の訪問や御厨栄蔵、富士山エコパークの見学などを通じて、御殿場ならではのおもてなしや魅力をたっぷりと伝えることができました。市民とのふれあいや御殿場の自然や文化は、きっと心に残る素敵な思い出になったことと思います!

訪問団の一員のケネス”ホッキー“ホックチェンバーズバーグ市長からは、「今回が初めての日本訪問でしたが、御殿場市の皆様がとても明るく親しみやすい方々ばかりで、御殿場市が素敵な場所だと感じました。訪問した先々で、皆様から心温まる歓迎をいただき、さらに親切にしていただいたことに大変感謝しています。チェンバーズバーグと御殿場の友情が、これからも次世代へと受け継がれ、さらに友情が深まっていくことを願っています。」というお言葉をいただきました。

問い合わせ

市民協働課
TEL:0550-82-4308